自己のキャリア形成を考え直すことで
動き出した活動
私は理学療法士として20年間のキャリアを積んできました。
振り返ると職員指導、管理者など様々な立場を経験させてもらえました。
しかし、自分が強く望む「やりたい事」をやってきただろうか?
つまり、主体的だっただろうかと自問自答すると、上司や会社(病院)が
望む事に応えていただけだと気が付きました。
そして「やりたい事」が見つかりました。
「自分らしさを見つけ、自分のやりたい事を見つけ、
主体的に仕事をして、活き活きとした医療従事者を増やしたい」
医療現場の教育に多く携わった経験から
行き着いた思考
医療分野での教育では継続的な自己研鑽が必要です。
しかし、現場では自己研鑽が苦痛となっている職員が多くいます。逆に何年も熱意が劣らず、自己研鑽に励み、自己成長を常にしている職員は少数です。
その違いは何か。1on1の面談から気づいた事があります。それは、
主体的に自己のキャリア形成をしているか。していないか。
自律した職員を育成したいと考えた結果は、
「一人一人のキャリア形成を支援しながら、自己成長をする環境を整えたい」
医療現場での管理職
~有能な専門職は有能な管理者か~
医療職の多くは資格を持っている人が多いのではないでしょうか。
それぞれ専門的な知識を深めるために切磋琢磨しています。
そのため、管理者として必要な能力や知識を深める時間はありません。
管理者研修やリーダー研修に多くの時間を割いている施設は少ないです。
有能な専門職は有能な管理者とは限らないのですが、
現場では専門職として有能な職員が管理者となることが多いです。
「計画的に管理者として必要な知識を獲得できる場を提供したい」